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作品紹介

(C)東映アニメーション
狼少年ケン
熱帯地方ドガールのジャングル。野生の狼の群れの中に、“二本足の狼”と呼ばれる人間の少年がいた。狼のママに育てられたケンだ。ケンは乳兄弟の双子狼・チッチとポッポと一緒に楽しく遊んで暮らしていたが、牙を持っていないことから、なかなか一人前の狼として認められずにいた。冒険の旅に出たケンは、海の彼方にある失われた都にたどりつき、守り神の白銀のライオンから「強く正しい狼になるために使うのだ」と、牙の替りのナイフを与えられる。そうして森に戻ると、動物たちを襲うジャングルの三悪トリオや密猟者などから森のみんなを守るために活躍し、片目のジャックをはじめとする狼一族のメンバーからも、次第に勇者と認められるようになってゆく。
1963年、「鉄腕アトム」を嚆矢として、日本は毎週30分のTVアニメシリーズ放映時代へと突入した。「狼少年ケン」は、東映動画(現:東映アニメーション)初のTVアニメシリーズとして、アトムとほぼ同時期に放映されて人気を二分した名作だ。原作(大野寛夫名義)・演出・キャラクター設計・原画と、シリーズ立ち上げに全力を注いだのは、日本を代表するアニメーション作家の月岡貞夫。スラップスティック・コメディーからシリアスなテーマまで幅広い内容の物語を作り上げた、TVアニメ黎明期のスタッフの熱意と才能を感じてほしい。
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あらすじ
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■第41話 つながれた狼
「いいかげんにしろ、このグータラのチビスケども!」(ボス)
毎日美味しいものを食べて、遊んで暮らしたい…ボスに説教されても、チッチとポッポはそんな夢をあきらめられずにいた。人間の飼い犬と出会った二人は、かっこいい首輪をつけて毎日美味しい食事をもらえる犬になろうと決心する。一族の反対を押し切って人間のもとで暮らすチッチとポッポだが、狼狩りの案内をさせられ…。
収録時間:25分
■第42話 黒熊族との対決
「もしボクが坊やの傷を治したら、ボクらの命を助けてくれますか?」(ケン)
ケンたちは乱暴な黒熊族の縄張りに迷い込み、捕らわれてしまった。黒熊族が信仰する熊神様のお告げでは、人間を生贄にして地獄谷から突き落とせば、鉄砲で撃たれた坊やのケガが回復するという。窮地に陥ったケンは坊やの傷を治し、巫女の婆ぁ以外の黒熊の信頼を得る。先に解放されたチッチたちは、そうとは知らず…。
収録時間:25分
■第43話 ケンとチノ
「オヤジもオフクロも、人間に殺されたんだ!」(シルバー)
ケンは見慣れない狼に襲われていたトンガ族長の娘・チノを救い、友だちになる。その狼・シルバーは人間を親の仇と憎み、ケンが狼族の一員だと知っても納得できない。チノと約束の指きりをしているケンを目撃したシルバーは、ケンがトンガ族のスパイだと告発。そしてブラックとともに、トンガ族の住処を襲おうとする。
収録時間:25分
■第44話 狼のおきて
「掟を破ったのは、このオレさ」(ジャック)
平和な森に矢が放たれ、ブラックが傷を負った。ジャックは、狼と人間が互いの領域を侵さないという掟を、自分が先に破ったと名乗り出る。そのあげくボスに歯向かい、ウォーリーを連れて一族を抜けてしまう。なにかわけがあると感じたケンは、ジャックの後を追う。一方、人間と狼を戦わせようとするヤマネコたちは…。
収録時間:25分
■第45話 人間と狼たち
「ケンはやはり本当の狼じゃないんだ…」(ジャック)
ハンターのダンケは世界記録を塗りかえようと、森の動物を次々に銃で撃っては捕らえていた。狼の会議に参入したゴリラは、目には目をで人間を殺せと主張。その役目をケンが負う。ダンケはケンにも、生け捕りにしたという動物の居場所は教えようとしない。役目を果たさずに帰ってきたケンに、狼たちは不信の目を向ける。
収録時間:25分
■第46話 ジャングルの友情
「あたし、ケンと同じように狼の仲間になるの!」(キャシー)
ロバート家のお嬢さま・キャシーと犬のシロは、ジャングルで迷子になった。どちらもチャーミングで、ケンたちともすぐに仲良くなる。文明ノイローゼで静養に来ていたキャシーは、狼の仲間になると言い出す。ボスはしぶしぶながら、仲間になるためのテストを行なう。だが、ロバート家にはジャンという厄介者もいて…。
収録時間:25分
■第47話 三つの勇気
「ボンゴ、あの女の子を救ってやろう。キミの第二の力試しだ!」(ケン)
ケンの人間の友だちボンゴは、亡くなった父のあとを継いで族長になるため、掟に従って三つの勇気を示す旅に出た。就任祝いのつもりで駆けつけたケンは、応援しようと一緒に旅をすることに。だが、族長の座を奪おうと、ザザンと部下がボンゴをつけねらう。ギャラガ族に捕らえられた少女を救った二人に、大ヒヒがせまる!
収録時間:25分
■第48話 ジャングルに来たわんぱく坊や
「よし、わしがウンと鍛えてやりましょう」(ボス)
メガネザルのボスの息子・プッペは、イタズラの度が過ぎるため、狼一族に預けられることになった。立派な指導者として見込まれたボスは張り切ってプッペを教育しようとするが、予想をはるかに上回るわんぱくぶりにクタクタになってしまう。ヤマネコがそのブッペに目をつけ、狼とメガネザルを争わせるために誘拐を企てる。
収録時間:25分
■第49話 ライオンの女王
「あたし、ライオンの女王になってやるわ!」(リラ)
ブラックが隠していたバナナを食べたのは、ライオン少女・リラだった。リラは親がわりだったリーダーの仇を討つため、黒いライオン・ザンバを探す旅の途中。ケンはジャックたちの反対を押し切り、リラを助けようと行動を共にする。だが、ヤマネコとゴリラがリラに目をつけ、ケンたちの乗ったイカダを壊してしまう。
収録時間:25分
■第50話 ワニ河の死闘
「何だと?人形を返しに河むこうに行く!?」(ボス)
いたずら好きのカケスが奪ってきた人形を、ケンとチッチとポッポは、持ち主の少女に届けてあげることにした。怒ったボスは、ケンたちを追放すると宣言。生きて渡った者はいないワニ河にケンたちが着いた時、人形の持ち主の少女・ルミが向こう岸から漕ぎだした!ワニの大群から少女を救おうと、ケンは河に飛び込む。
収録時間:25分
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キャラクター
■ケン
狼のママに育てられた少年。双子狼のチッチとポッポと遊んだり冒険に出たりと、気ままに暮らしている。ジャングルの平和を乱す悪人や動物たちには、牙の替りのナイフを手に、かんぜんと立ち向かう。













スタッフ紹介
- ■番組情報
- 放映:1963年11月~1965年08月
- ■スタッフ
原作:大野寛夫
企画:NET、東映動画、旗野義文、有賀健、宮崎慎一
脚本:飯島敬、芹川有悟、有賀健、他
演出:月岡貞夫、高畑勲、他
キャラクター設計:月岡貞夫
美術:児玉喬夫、沼井肇、横井三郎、他
音楽:小林亜星
- ■キャスト
ケン:西本雄司
チッチ:田上和枝
ポッポ:水垣洋子
ブラック:大竹宏
ボス:八奈見乗児
ジャック:内海賢二
- ■楽曲等
オープニング楽曲、エンディング楽曲
作詞:大野寛夫
作曲:小林亜星
演奏:アンサンブル・ビボ、ビクター少年合唱団




















