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作品紹介

(C)東映アニメーション
狼少年ケン
熱帯地方ドガールのジャングル。野生の狼の群れの中に、“二本足の狼”と呼ばれる人間の少年がいた。狼のママに育てられたケンだ。ケンは乳兄弟の双子狼・チッチとポッポと一緒に楽しく遊んで暮らしていたが、牙を持っていないことから、なかなか一人前の狼として認められずにいた。冒険の旅に出たケンは、海の彼方にある失われた都にたどりつき、守り神の白銀のライオンから「強く正しい狼になるために使うのだ」と、牙の替りのナイフを与えられる。そうして森に戻ると、動物たちを襲うジャングルの三悪トリオや密猟者などから森のみんなを守るために活躍し、片目のジャックをはじめとする狼一族のメンバーからも、次第に勇者と認められるようになってゆく。
1963年、「鉄腕アトム」を嚆矢として、日本は毎週30分のTVアニメシリーズ放映時代へと突入した。「狼少年ケン」は、東映動画(現:東映アニメーション)初のTVアニメシリーズとして、アトムとほぼ同時期に放映されて人気を二分した名作だ。原作(大野寛夫名義)・演出・キャラクター設計・原画と、シリーズ立ち上げに全力を注いだのは、日本を代表するアニメーション作家の月岡貞夫。スラップスティック・コメディーからシリアスなテーマまで幅広い内容の物語を作り上げた、TVアニメ黎明期のスタッフの熱意と才能を感じてほしい。
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あらすじ
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■第31話 ジャングルの虹
「こんな調子だと、方々で水争いが起こるかもしれないぞ」(ケン)
ひと月以上日照りが続いていた。川も沼も乾ききり、住み慣れた土地から引っ越す動物も出始めている。動物たちが注目する中、水を求めて土を掘り始めたケンは、モグラたちの協力でわずかな湧き水を探し当てる。だが、その水を好きなだけ欲しがるゴリラは、いっそ奪ってしまおうと、大クマやトラのキラーたちをたきつける。
収録時間:25分
■第32話 アマゾンから来たコンドル
「オレが来たからには、ハゲワシはもはや臆病な葬儀屋ではない!」(コンドール)
空の王者として君臨する志を授かろうと、ハゲワシのボスはコンドルのアマゾン・コンドール氏を招く。コンドールはハゲワシたちのヒクツな根性を叩きなおすべく、生きた獲物を追う特訓を開始した。強い者だけが生き残れると主張するコンドールに、ケンはみんなが一緒に生きていく方法があるはずだと異を唱えるが…。
収録時間:25分
■第33話 悪魔の森
「悪魔の森は恐ろしいとこじゃぞ」(フクロウのじいさん)
狼のボスが病に倒れた。ケンは悪魔の森に一本だけ咲いているという、万病に効く光る花を求めて旅立つ。一部始終を聞いていたヤマネコは、花を横取りしようと後を追う。一方、置いてけぼりにされたチッチとポッポは策略をめぐらせ、ケンと合流。底なしの湖に住む白い大蛇が、悪魔の森への道を知っているらしいが…。
収録時間:25分
■第34話 嵐のおくりもの
「とんでもない子を道連れにしちゃったなぁ」(ポッポ)
ジャングルは激しい嵐に襲われ、食糧難に陥っていた。チッチとポッポは、濁流に流されてきたライオンの子ども・リオンを助けて家まで送り届けようとする。ところが、無邪気なリオンは、空腹で殺気立った森の動物たち相手にいたずらし放題。襲ってきたゴリラとクマから逃げ出すが、チッチとポッポからはぐれてしまう。
収録時間:25分
■第35話 ゴリラのふくしゅう
「ボクたちボーイスカウトが、かならず犯人を見つけ出して、こらしめてやる」(ウォーリー)
教育ママに説得され、子どもの教育を見直すことにしたボス。子狼たちの模範になるようにと、チッチ・ポッポ・ケンそして息子のウォーリーに、ボーイスカウトを組織させる。その夜、ボスの家から大量のバナナが盗まれる事件が発生。ケンたちは捜査に乗り出し、犯人のゴリラを発見する。けれど、団長のウォーリーは…。
収録時間:25分
■第36話 疑われた狼たち
「森の動物たちは、次々に狼にさらわれているんだ!」(ワシの親分)
森の動物たちが、謎の光る目に次々と襲われた。さらった動物たちを返せと、ワシの親分はケンに詰め寄る。遠吠え、足跡…狼族のしわざと決めつける森の動物たちは、ブラックを人質に取る。誤解を解くために動物たちと話し合いを試みるケンだが、とりつく島もない。そんな中、トラのキラーだけはなぜか狼たちをかばう。
収録時間:25分
■第37話 謎の泉
「動物たちを怒らせ、だましたのは誰だ?」(ケン)
三悪はケンを倒そうと、ヤマネコのコーチでトレーニングを続けるが、うまくいかない。そこでヤマネコは、知恵者の銀ギツネに悪だくみのアドバイスを受ける。知恵をつけた三悪は、泉の水を飲んで怒りっぽくなった動物たちをそそのかし、狼一族を追放しようとする。狼たちはジャックを先頭に戦おうとするが…。
収録時間:25分
■第38話 ねらわれた親子鹿
「よそ者を守ってやらなきゃならねぇ義理は、俺たちにあるかい?」(ジャック)
嵐の夜、ケンたちは道に迷った鹿の親子を保護した。チッチとポッポは、友達ができて大喜び。狼たちはケンの説得で、牡鹿の足のキズが癒えるまで親子鹿を守ると決めた。しかし、よそ者を食料としか思わない三悪が、親子鹿に目をつけた。それぞれ獲物を独り占めしようとする彼らは、狼一族のガードにはばまれるが…。
収録時間:25分
■第39話 ジャングルの太陽
「パパ、ボクさびしい…オモチャ買って!」(コニー)
ボスの音頭を取り、チッチ、ポッポ、ウォーリーをピクニックに連れて行くことになった。ケンとママも同行し、狼たちはイカダに乗って川を下り、釣りや泳ぎを楽しむ。だが、ボスが目をはなした間に、ウォーリーが行方不明になってしまう。やんちゃな子ライオン・コニーのオモチャにと、父のキングがさらっていったのだ!
収録時間:25分
■第40話 ポッポの子守歌
「なにぃ、卵がない?チキショー、空き巣狙いにやられたな!」(スカイキング)
ナゾの物体が、一本杉から落ちてきた。物知りのボスによると、ヒマラヤの怪鳥・スカイキングの卵らしい。卵からかえったヒナにポッポは夢中になり、ヒナもポッポになついて楽しく過ごす。だが、ヤマネコの告げ口で誤解したスカイキングが狼一族を襲い、ヒナを奪い返す。さびしくてたまらないポッポは…。
収録時間:25分
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キャラクター
■ケン
狼のママに育てられた少年。双子狼のチッチとポッポと遊んだり冒険に出たりと、気ままに暮らしている。ジャングルの平和を乱す悪人や動物たちには、牙の替りのナイフを手に、かんぜんと立ち向かう。













スタッフ紹介
- ■番組情報
- 放映:1963年11月~1965年08月
- ■スタッフ
原作:大野寛夫
企画:NET、東映動画、旗野義文、有賀健、宮崎慎一
脚本:飯島敬、芹川有悟、有賀健、他
演出:月岡貞夫、高畑勲、他
キャラクター設計:月岡貞夫
美術:児玉喬夫、沼井肇、横井三郎、他
音楽:小林亜星
- ■キャスト
ケン:西本雄司
チッチ:田上和枝
ポッポ:水垣洋子
ブラック:大竹宏
ボス:八奈見乗児
ジャック:内海賢二
- ■楽曲等
オープニング楽曲、エンディング楽曲
作詞:大野寛夫
作曲:小林亜星
演奏:アンサンブル・ビボ、ビクター少年合唱団




















