東映アニメBBプレミアム > 「アローエンブレムグランプリの鷹」
作品紹介
アローエンブレムグランプリの鷹
サーキット、それは一瞬の判断ミスが栄光と死を分けるレーサーにとっての戦場だ。そんなエキゾストノート響くスピードの世界に魅了された、一人の男がいた。男の名は轟鷹也。彼は自作のレーシングマシンを駆ってTSレースに参加するが、優勝をつかむ直前に、一瞬の判断ミスからマシンを大破させる事故を起こしてしまう。資金も自信も失った鷹也に残されたのは、絶望だけだった…。しかし彼は、レース中の事故で大火傷を負いながら不屈の精神でサーキットに復帰したレーサー、ニック・ラムダに才能を見出され、日本の大手自動車メーカーである香取モータースに入ることになる。そしてラリーで経験を積んだ後、モータースポーツの頂点であるフォーミュラー1、通称F1の世界へと進むのだった。自ら手がけた驚異の八輪マシン「アローエンブレム トドロキスペシャル」を駆って、鷹也はグランプリにはばたく鷹となって、チェッカーフラッグに狙いを定める!
放送当時、大きな社会現象となった「スーパーカーブーム」を受けて製作された、本格的レーシングカーアニメの名作。それまでの作品と比べ、重厚かつドラマティックなストーリーや徹底的にリアルさを追求した描写など、細部にまでこだわり抜かれた作風は、ロボットアニメ全盛の時代に大きな楔を打ち込んだ。また当時活躍していたF1ドライバーであるニキ・ラウダをモデルとしたニック・ラムダを初めとして、多くの実在の人物が登場し、作品の雰囲気をより現実的なものとしている。
セット販売
|
||||||
|
||||||
|
||||||
|
あらすじ
■第1話 栄光へダッシュ!
「恋人か兄さんか知らないが、手加減はしませんよ」(鷹也)
富士スピードウェイに、風変わりな青年が現れた。彼の名は轟鷹也。レースに参加すると、ポンコツにしか見えないマシンでトップに躍り出る。しかし一瞬の油断からマシンはスピン、ガードレールに叩きつけられてリタイアしてしまう。すべてをかけたマシンが灰になり、鷹也はレーサーへの道をあきらめるのだが…。
収録時間:24分
■第2話 いつか不死鳥のように
「炎の中でよみがえる者が真の勝利者になるのだ。フェニックスになりなさい!」(仮面の外人)
病室に突然現われた仮面の外人に案内され、鷹也は香取モータース社長の別荘へとやって来た。しかし事故によって自信を失ってしまった鷹也は、512BBやカウンタックといったスーパーカーを眼にしても、「車ギライになった」と、すず子や半五郎に悪態をつく。はたして仮面の外人は、鷹也に一体何を伝えようというのか?
収録時間:24分
■第3話 怪物マシーンに挑戦
「車ギライだなんて言いながら、ホントは運転したくてウズウズしてるんじゃないの?」(すず子)
鷹也は別荘の地下で、カトリスーパーロマンというテストカーを見つけた。魅了された彼は、事故のショックも忘れ、いつの間にか子供のようにはしゃいでいた。その姿を見たすず子は、彼に自信を取り戻してもらうためにわざと挑発し、マシンを走らせるように仕向ける。そして鷹也は、スーパーロマンのハンドルを握る。
収録時間:24分
■第4話 明日へのスピンターン
「サーキットは走れても、カーブの多い山道は無理だ。キミにはな」(仮面の外人)
事故の後遺症から立ち直れない鷹也は、思わぬミスからテストカーのスーパーロマンを壊してしまった。修理代として、鷹也はスーパーロマンの優秀さをアピールするため、アルペンラリーに参加することになる。しかし普通のレースと勝手が違うラリーに苦戦。そのうえ鷹也をおとしめようと、スッポンたちが罠を仕掛けてきた!
収録時間:24分
■第5話 傷だらけの爆走
「鷹也さん…力を下さい、アナタの…」(すず子)
スッポンたちの悪巧みに、思わぬトラブルが加わり、鷹也は40分もの時間をロスしてしまう。さらにすず子が高熱を出し、徹夜で看病することになってしまった。翌日、鷹也は元気を取り戻したすず子を乗せて猛追をかけるが、またしてもスッポンの仕業でエンジンが炎に包まれる。助けに現れたのは、バイクに乗った謎の男だった。
収録時間:24分
■第6話 仮面のかげに炎が燃える
「何よりもキミは車が好きだ。その車に恥じるようなマネはせんはずだ」(香取社長)
レースに敗れた鷹也は、借金を返すために伯父夫婦の経営する魚屋を手伝っていた。そこに仮面の外人から、借金返済を督促する電話がかかってくる。最先端のF1マシンの並ぶモーターショーへと足を運んだ鷹也は、すず子と半五郎に再会。姿を現わした覆面の外人は、鷹也を香取モータースの社長に引き合わせる。
収録時間:24分
■第7話 ロードグリップにかけろ
「見てろよ、ハンコ抜きでスゴイマシンを作ってやるからな!」(鷹也)
ニックの勧めで、鷹也は香取モータースの特別開発室に入ることになった。しかし、自分たちの頭越しに開発室入りしたのを面白く思わない人間は多く、鷹也は研究所内で孤立してしまう。彼は己の実力を示すため、自分一人の力で、先日のラリーでの教訓を生かした新型マシンを組み上げようとするのだが…。
収録時間:24分
■第8話 吠えろ六輪車
「ザマアミロ!雪と氷に俺は…俺のマシンは負けなかったぞ!」(鷹也)
香取モータースはモンテカルロラリーに向けて準備を始めたが、一社員でしかない鷹也には関係のない話だった。彼は雪と氷に覆われたモンテカルロラリーと同じ条件下にある冬の富士山で、自ら作り上げた六輪車のテスト走行を敢行する。香取社長やニックが見守る中、順調に疾走する六輪車だったが、突然の雪崩れに襲われる!
収録時間:24分
■第9話 激走500マイル
「轟鷹也、健闘をほめてやる。だが、キミごときに負けはしない…」(大日向)
各チームが強豪を揃え、過酷な条件下で競い合うモンテカルロラリーが始まった。香取チームでエントリーしたヨハンと大日向は順調な滑り出しを見せるが、鷹也は複雑なコースと慣れないアイスバーンに苦戦。コーナーリングの甘さをカメラマンの大坪に指摘されてしまう。鷹也は懸命に、モンテカルロ攻略の秘策を探る。
収録時間:24分
■第10話 黒い氷の恐怖
「走れ!前へ進め!1センチでも1ミリでもゴールに近づくことを考えろ!」(鷹也)
最終ステージにたどり着いた鷹也は、モンテカルロラリー最後にして最大の難所・マウンテンサーキットに挑んでいた。六輪車の特徴を生かして、スパイクタイヤだけでなくレーシングタイヤも装備したスーパーロマンは、順調にアルプスの雪山を駆け抜けてゆく。そしてゴール間際、鷹也はついに大日向を射程に捉える!
収録時間:24分
キャラクター
■轟鷹也
幼いころからの自動車好きが昂じて、レーサーになった青年。負けん気が強くてヘソ曲がりなところがあるが、レーサーとしての才能は計り知れないものを持っている。マシンの開発に関しても、独創的な発想を次々に提示。トドロキスペシャルという、前代未聞の八輪車の完成に大きく貢献する。












スタッフ紹介
- ■番組情報
- 放映:1977年09月~1978年08月
- ■スタッフ
原案、監修:保富康午
企画:別所孝治、田宮武(1話~26話)、横山賢二(27話~)
オリジナルデザイン:杉野昭夫、小林檀
製作担当:菅原吉郎
チーフディレクター:りん・たろう
脚本:辻真先、上原正三、藤川桂介
演出:芹川有吾、川田武範、蕪木登喜司、他
キャラクター設計:野田卓雄、小泉謙三
美術設定:椋尾篁、辻忠直
音楽:宮川泰
- ■キャスト
轟鷹也:富山敬
大日向勝:野田圭一
ニック・ラムダ:徳丸完
車大作:柴田秀勝
逢瀬すず子:小山まみ
逢瀬半五郎:野沢雅子
香取梨恵:吉田理保子
ナレーター:矢田耕司
- ■楽曲等
オープニング楽曲:「グランプリの鷹」
作詞:保富康午
作曲:宮川泰
うた:水木一郎、フィーリングフリー
エンディング楽曲:「レーサーブルース」
作詞:保富康午
作曲:宮川泰
うた:水木一郎























